白馬(はくば)は馬(うま)に非(あら)ず
中国戦国時代に、公孫竜の説いた詭弁(きべん)的命題。「白馬」を認識するとき、人は「白」と「馬」とを別々に知覚しうるから、「白馬」は「馬」ではないとする。のち、白馬という存在と馬という存在をことさ...
はく‐ひ【白皮】
1 白い皮。 2 白い肌。「紅粉の翠黛は、只—彩りて」〈浮・男色大鑑・六〉
はく‐ひ【薄皮】
薄い皮。うすかわ。
はくひ‐しょう【白皮症】
先天的にメラニン色素が欠乏しているため、皮膚・毛髪・眼球などが白く見える状態。白子(しろこ)。
はく‐ひょう【白票】
1 用紙に何も記入せず、白紙でした投票。 2 国会で、記名投票によって表決を行うとき、議員が賛成の意思を表すのに用いる白色の票。しろひょう。⇔青票(せいひょう)。
はく‐ひょう【薄氷】
薄く張った氷。うすごおり。
薄氷(はくひょう)を履(ふ)む
《「詩経」小雅・小旻から》非常に危険な状態に臨むことのたとえ。「—思い」
はく‐び【伯備】
伯耆(ほうき)国と備前・備中・備後の諸国。
はく‐び【白眉】
1 白いまゆ毛。 2 《蜀(しょく)の馬氏の五人兄弟はみな秀才であったが、まゆに白毛のある馬良が最もすぐれていたという、「蜀志」馬良伝の故事から》多数あるもののうち、最もすぐれているものや人のた...
はく‐びしん【白鼻心】
ジャコウネコ科の哺乳類。猫大で、尾が長く、四肢は短い。体は褐色で、額から鼻すじを通る白帯がある。夜行性で、ネズミ・昆虫・木の実などを食べる。東南アジアに分布。日本でも本州中部以北と四国でみられる...