は‐ぐくも・る【羽ぐくもる】
[動ラ四]ひなが親鳥に羽で包まれる。たいせつに育てられる。「武庫(むこ)の浦の入江の渚鳥(すどり)—・る君を離れて恋に死ぬべし」〈万・三五七八〉
は‐ぐち【刃口】
刀の刃の先の部分。
は‐ぐち【羽口】
1 堤防の斜面。 2 溶鉱炉やキューポラなどの下部に設けられる送風口。
はぐち‐しば【羽口芝】
堤防の斜面に保護のために植える芝。
は‐ぐま【白熊】
中国産のヤクの尾の白い毛。払子(ほっす)や、槍・旗などの飾りに用いる。→黒熊(こぐま) →赤熊(しゃぐま)
は‐ぐみ【葉組(み)】
生け花で、葉のみを組み合わせて花型を作ること。オモト・ハランが最適。
は‐ぐも【葉蜘蛛】
ハグモ科のクモ。体長3ミリほどで、腹部に灰褐色の斑点がある。葉の上に白い天幕状の巣を作る。本州以南に分布。
はぐら‐か・す
[動サ五(四)] 1 相手の追及を逃れようとして、話の焦点をぼかしたり、ずらしたりして言いまぎらす。「年を聞いても—・して答えない」「話を—・す」 2 はぐれるようにする。相手に気づかれないよう...
はぐら‐がく【羽倉学】
江戸中期、国学者荷田春満(かだのあずままろ)の古学復古説を継承した学派。荷田の本姓が羽倉であるところからいわれる。
はぐ・る
[動ラ五(四)]はいでめくる。めくりかえす。「布団を—・る」「ページを—・る」 [可能]はぐれる