こう‐げん【後言】
1 当人のいないところで言う悪口。かげごと。かげぐち。「面従—」 2 物事が終わったあとで、異議や不服などを言うこと。「これは何の—を言はせ申し候ふぞ」〈古活字本平治・下〉
こうごう‐ぐう【皇后宮】
1 皇后の住む宮殿。秋の宮。 2 「皇后」に同じ。「—歌合はせせさせ給ふ」〈栄花・根合〉
こうぶり【冠】
《「かがふり」の音変化》 1 束帯や衣冠の装束のとき、頭にかぶるもの。→冠(かんむり) 2 男子が成年に達して、初めて冠をつけること。また、その儀式。元服。初冠(ういこうぶり)。 3 《古くは冠...
こころ‐なら◦ず【心ならず】
[連語] 1 自分の本心ではないのだが。不本意ながら。「—◦ず大役を引き受けるはめになった」 2 思いどおりにならない。「はかなさを恨みもはてじ桜花うき世はたれも—◦ねば」〈千載・雑中〉 3 気...
コソボ【Kosovo】
バルカン半島中央部にある国。正称、コソボ共和国。首都プリシュティナ。もとセルビア共和国の自治州であったが、2008年2月に独立を宣言。住民はアルバニア人が9割以上を占め、その他にセルビア人、トル...
けなり‐が・る【異なりがる】
[動ラ四]《形容詞「けなりい」の語幹に接尾語「がる」の付いたもの》うらやましく思う。「芸子に目をつかはせ、下なる見物に—・らせける」〈浮・胸算用・三〉
さあ
[感] 1 人を誘い、またはせきたてるときに発する語。「—、始めよう」「—、お入りください」 2 ためらいや否定的な気持ちを表したり、即座の返答を避けたりするときに発する語。「—、私にできるかし...
サーミスター‐おんどけい【サーミスター温度計】
温度が上がると、電気抵抗が著しく変化する半導体素子サーミスターを用いた鋭敏な温度計。抵抗温度計の一。測定可能な温度範囲はセ氏零下50度から300度程度。
こや・す【肥やす】
[動サ五(四)] 1 肥料などをほどこして地味をよくする。肥沃(ひよく)にする。「やせた土地を—・す」 2 栄養を与えて太らせる。「豚を—・す」 3 不当に利益を得させる。「私腹を—・す」 4 ...
こよ‐な・い
[形][文]こよな・し[ク] 1 この上ない。格別だ。「—・き幸せ」「昔の友人に対して—・い弁明の機会であった」〈中勘助・鳥の物語〉 2 他と比べて、または以前と比べて、ひどく違っている。かけ離...