けしから◦ん【怪しからん】
[連語]《形容詞「け(怪)し」の未然形に打消しの助動詞「ぬ」の付いた「けしからぬ」の音変化》道理にはずれていて、はなはだよくない。不届きだ。「うそをつくとは—◦ん」
くわ‐だ・てる【企てる】
[動タ下一][文]くはだ・つ[タ下二]《足をつま立てる意の「くわた(翹)つ」から転じたもの。近世初期ごろまで「くわたつ」》計画を立てる。計画を試みる。または、実行しようとする。「乗っ取りを—・てる」
グリーン‐とう【グリーン島】
《Green Island》オーストラリア、クイーンズランド州北東岸、グレートバリアリーフの島。ケアンズの東約30キロメートルの沖合に浮かぶ。約6000年前にサンゴが堆積してできた島で、豊かな緑...
きわだ‐まぐろ【黄肌鮪】
⇒きはだまぐろ(黄肌鮪)
きわまり‐な・い【極まり無い】
[形][文]きはまりな・し[ク]この上なくはなはだしい。「不衛生なこと—・い」「巧妙—・い手口」
きわ‐ど・い【際疾い】
[形][文]きはど・し[ク] 1 悪い事態になりそうな、危険な状態である。また、事態が不安定で、すれすれの状態である。「—・いところで助かる」「質問を—・くかわす」「—・い判断」 2 もう少しで...
きわめ‐て【極めて】
[副] 1 程度がはなはだしいさま。この上なく。非常に。「解決は—難しい」「病状は—悪い」 2 きっと。必ず。「こは—やうある事にこそ」〈読・弓張月・後〉
くもら◦う【曇らふ】
[連語]《動詞「くも(曇)る」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》空一面に曇る。「はなはだも降らぬ雪故こちたくも天つみ空は—◦ひにつつ」〈万・二三二二〉
くも‐の‐はたて【雲の果たて】
《「くものはだて」とも》 1 雲の果て。空の果て。「都をば天つ空とも聞かざりき何眺むらむ—を」〈新古今・羇旅〉 2 《「はたて」を「旗手」の意に解して》雲のたなびくさまを旗がなびくのに見立ててい...
こばたこへいじ【小幡小平次】
歌舞伎の一系統で、山東京伝の読本「復讐奇談安積沼(ふくしゅうきだんあさかのぬま)」を脚色したもの。妻の情夫に殺された旅役者小幡小平次のたたりを主題とした怪談物で、4世鶴屋南北、河竹黙阿弥らの作が...