すてん‐きゅう
[副]はなはだしく。まるっきり。てんで。「姉御とは—違ってらあ」〈滑・浮世床・初〉
しんかい‐ぎょ【深海魚】
水深200メートルより深い海に生息する魚類。巨大な水圧、暗黒、恒常的な低温、水の流動の少ないことなどのために、骨格や筋肉が軟弱、目や発光器の発達、または目の退化、口や胃が大きいなどの特徴が著しい...
しん【槙〔槇〕】
[人名用漢字] [音]シン(呉)(漢) [訓]まき 木の名。「柏槙(びゃくしん)」 [難読]槙皮(まいはだ)
じん‐き【人気】
1 その地域の人々の気風。にんき。「—が荒い」 2 人々の受け取りよう。気受け。評判。にんき。「講釈風のレクチュアが妙に書生の—を集めた」〈魯庵・社会百面相〉 3 群集した人々の熱気。また、人々...
之繞(しんにゅう)を掛(か)・ける
程度をはなはだしくする。輪を掛ける。「知識と想像力の発達によってもっと濃厚に—・けられています」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉
じん‐しょ【甚暑】
はなはだしい暑さ。酷暑。「善悪を—甚寒の両極と為して」〈福沢・文明論之概略〉
す‐てき【素敵/素的】
[形動][文][ナリ]《「すばらしい」の「す」に、接尾語「てき」の付いたものという。「素敵」「素的」は当て字》 1 自分の気持ちに合っていて、心を引かれるさま。非常にすぐれているさま。「—な服装...
脛(すね)から火(ひ)を取(と)・る
火をつける火打ちの道具がないほど貧困がはなはだしい。「—・るこの西鶴同前の御ありさま」〈浮・元禄大平記〉
しょかつ‐さい【諸葛菜】
アブラナ科の一年草。高さ30〜60センチ。根は白くまっすぐ伸び、葉はダイコンに似る。3〜5月、藤色の4弁花を総状につける。中国の原産で江戸時代に渡来。むらさきはなな。はなだいこん。《季 春》「足...
せき‐ら【赤裸】
[名・形動] 1 からだに何もつけていないこと。また、そのさま。丸裸。あかはだか。「—な(の)山肌」 2 包み隠さないこと。むき出しであること。また、そのさま。「—な(の)告白」