決河(けっか)の勢(いきお)い
河川の水があふれ堤防を切るような猛烈な勢い。勢いのはなはだ強いことのたとえ。
こちた・し【言痛し/事痛し】
[形ク] 《「こといたし」の音変化》 1 人の口がうるさい。煩わしい。「人言(ひとごと)はまこと—・くなりぬともそこに障らむ我にあらなくに」〈万・二八八六〉 2 ことごとしい。おおげさだ。「殿上...
こってり
[副](スル) 1 味や色などが濃くて、しつこいさま。「—(と)した料理」「ポマードを—(と)つける」 2 程度のはなはだしいさま。いやというほど。「父から—(と)油を絞られる」
こっ
[接頭]《接頭語「こ(小)」に促音が加わったもの》形容詞、ときに動詞に付いて、いささか、相当に、はなはだしく、などの意を添える。「—ぱずかしい」「—ぴどい」「—ぱずれる」
このくれ‐しげ【木の暗茂】
暗くなるほど木の茂ること。また、その茂み。「多祜(たこ)の崎—にほととぎす来鳴きとよめばはだ恋ひめやも」〈万・四〇五一〉
甑(こしき)に坐(ざ)するが如(ごと)し
《韓愈「鄭羣贈簟詩」から》甑に座って下から蒸されているようである。夏の暑さのはなはだしいさまのたとえ。
このしろ【鰶/鮗】
ニシン目ニシン科の海水魚。全長約25センチ。体は紡錘形で側扁する。背側が青色で数列の黒点が並び、肩部に黒斑が一つある。背びれの後端が長く伸びている。本州中部以南の沿岸に産し、食用。約10センチの...
コステシュティ【Costeşti】
ルーマニア中西部、トランシルバニアアルプスのオラシュチエ山脈にある村。紀元前1世紀頃、ダキア人が古代ローマの侵入に備えてチェタツヤおよびブリダルに要塞を建造。チェタツヤにはダキア王国のブレビスタ...
ここ‐ら【幾許】
[副] 1 数量の多いさま。たくさん。多く。「—のおほやけ人に見せて恥を見せむ」〈竹取〉 2 程度のはなはだしいさま。たいへん。非常に。「立ち寄れば梅の花笠匂ふのもなほわび人は—濡れけり」〈宇津...
こく【酷】
[常用漢字] [音]コク(呉)(漢) [訓]ひどい むごい 1 容赦がなく、きびしい。むごい。「酷刑・酷使・酷薄・酷吏/苛酷(かこく)・過酷・厳酷・残酷・冷酷」 2 程度がひどい。はなはだ。「酷...