はな・す【放す】
[動サ五(四)]《「離す」と同語源》 1 捕らえられたりつながれたりしている動物などを自由にしてやる。「魚を川に—・す」「猟犬を—・す」 2 握ったりつかんだりしていたのをやめる。「母の手を—・...
はな・す【話す/咄す】
[動サ五(四)] 1 言葉で相手に伝える。告げる。語る。「事件を人に—・す」「電話で—・す」 2 相談する。話し合う。「父に—・してから返事する」 3 外国語を使う。「ドイツ語を—・す」 4 交...
はな・す【離す】
[動サ五(四)] 1 くっついているものを解き分ける。「付箋(ふせん)を—・す」「魚の身を骨から—・す」 2 他のものとの間を隔てる。その位置から遠ざける。「席を—・す」「少し—・して植える」「...
はな‐すげ【花菅】
キジカクシ科の多年草。短い根茎の先に、長さ約50センチの線形の葉が2列に集まってつく。7月ごろ、白色の小花が穂状に咲く。中国の原産で、古く薬用として移入された。
はな‐すじ【鼻筋】
眉間(みけん)から鼻先までの線。鼻梁(びりょう)。「—の通った顔」
はな‐すすき【花薄】
[名] 1 穂の出た薄。尾花。《季 秋》「—風のもつれは風が解く/蓼汀」 2 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は薄縹(うすはなだ)。 [枕]薄の穂の意から、「穂に出づ」「ほのか」にかかる。...
はな‐すすり【洟啜り】
1 鼻汁をすすること。 2 鼻汁をすすりながら泣くこと。すすり泣き。「女達は、もう—をしながら」〈左千夫・野菊の墓〉