はな‐ぐわい【花慈姑】
オモダカの別名。
はな‐ぐわし【花細し】
[枕]花が美しい意から、「桜」や「葦」に掛かる。「—葦垣越しに」〈万・二五六五〉
はな‐げ【鼻毛】
鼻の穴の中に生えている毛。
鼻毛(はなげ)が長(なが)・い
女の色香に迷い、だらしなくなっている。「—・い酔客」
鼻毛(はなげ)を数(かぞ)・える
「鼻毛を読む」に同じ。「—・えられしおはるが色香に溺るるより」〈魯文・高橋阿伝夜叉譚〉
鼻毛(はなげ)を抜(ぬ)・く
相手をだます。出し抜く。「—・かれて家産を蕩尽しても」〈魯庵・社会百面相〉
鼻毛(はなげ)を伸(の)ば・す
女の色香に心を奪われ、だらしなくなる。「若い女性とみると—・す」
鼻毛(はなげ)を読(よ)・む
女が、自分にほれている男を思うように操る。鼻毛を数える。
はな‐こきゅう【鼻呼吸】
鼻から息を吸ったり吐いたりすること。口を使わずに鼻で呼吸すること。→口呼吸
はな‐ことば【花言葉/花詞】
一つ一つの花に、それぞれふさわしい象徴的な意味をもたせたもの。バラは愛情、白ユリは純潔など。