はなし‐がい【放し飼い】
1 家畜を、つないだり囲ったりしないで、広い所に放って飼うこと。はなちがい。「高原で牛を—にする」 2 子供などを放任しておくこと。「叔母さん叔母さん、お勢さんを—はいけないよ」〈二葉亭・浮雲〉
話(はなし)が違(ちが)・う
1 以前に聞いていたことと、内容が異なる。「まるで—・う」 2 条件が異なるために、結論が変わる。話が別だ。
話(はなし)が付(つ)・く
話の片がつく。相談・交渉がまとまる。「労使間で—・く」
話(はなし)が遠(とお)・い
話がはっきり聞こえない。転じて、話の内容がよく通じない。「レベルが高くて—・い」
話(はなし)が弾(はず)・む
楽しかったり興味深かったりして、会話が活発に続く。「学生時代の思い出に—・む」
話(はなし)が早(はや)・い
結論や決着をつけるのが早い。「経験があるのなら—・い、すぐ始めてくれ」
話(はなし)が見(み)え◦ない
話の内容や導き出そうとしている結論がつかめない。「言い訳ばかりで—◦ない」
話(はなし)が分(わ)か・る
世間の事情や人情に通じていて、物事に理解がある。「—・る上司」
はなし‐くち【話し口】
《「はなしぐち」とも》 1 話すときの態度や、その内容。「兄は佐介の元気を愛して大いに—が合う」〈左千夫・春の潮〉 2 話のいとぐち。話のきっかけ。
はなし‐ことば【話し言葉】
話したり聞いたり、音声によって伝えられる言語。音声言語。口頭語。⇔書き言葉。