歯節(はぶし)へ出(だ)・す
口に出して言う。口外する。「友達の義理を思ひ、歯ぶしへも出さなんだ」〈浄・浪花鑑〉
ハブ‐ステップ
《(和)hun+step》俗に、自転車の後輪軸の外側に突出させて付ける、棒状の金具。本来、転倒時に変速機を接地・破損させないためのものだが、これに足をかけて二人乗りをする用途に使われることが多い。
はぶ‐そう【波布草】
マメ科の一年草。高さ約1メートルに達し、葉は羽状複葉。夏、黄色の5弁花を開き、円柱状の豆果ができる。種子は緑色で円盤状をなす。熱帯に産し、日本には江戸時代に渡来。種子を緩下薬や黄色染料に用い、ま...
は‐ぶたえ【羽二重】
縦糸・横糸に良質の撚(よ)りのない生糸を用いて、多く平織りとした後(あと)練りの絹織物。肌触りがよく、つやがある。礼服や羽織・羽織裏・胴裏地などに用いる。
はぶたえ‐カナキン【羽二重カナキン】
綿の細糸を用い、地合いを密に織ったカナキン。裏地に用いる。ガスカナキン。
はぶたえ‐じま【羽二重縞】
ガス糸に絹糸をまぜて織った縞織物。
はぶたえ‐はだ【羽二重肌】
羽二重のように、きめが細かく、色白で滑らかな肌。餅(もち)肌。
はぶたえ‐もち【羽二重餅】
1 羽二重のようにきめ細かく滑らかな餅。 2 羽二重のように柔らかく作った短冊形の求肥(ぎゅうひ)菓子。福井市の名物。
はぶ‐ちゃ【波布茶】
ハブソウやエビスグサの種子を炒(い)って煎(せん)じ、茶のように飲むもの。健胃・解毒の効があるという。
はぶのみなと【波浮の港】
日本の唱歌の一。野口雨情が大正13年(1924)、「ハブの港」のタイトルで雑誌「婦人世界」に発表した詞に、中山晋平が曲をつけたもの。昭和3年(1928)発表。 野口雨情による民謡集。昭和4年...