かんきょう‐ほくどう【咸鏡北道】
⇒ハムギョンブクド
かわ‐と【川門】
川の両岸の迫っている所。また、川渡りをする場所。「千鳥鳴く佐保の—の清き瀬を馬打ち渡しいつか通はむ」〈万・七一五〉
川中(かわなか)には立(た)てど人中(ひとなか)には立(た)たれず
《川の流れの中に立つことはできても、世間に押し流されずに生活していくことはむずかしいの意》世渡りのむずかしいことのたとえ。
ガレット【(フランス)galette】
1 パイ生地で甘味をおさえて焼いた丸い菓子。→ガレットデロワ 2 そば粉やとうもろこし粉で作ったクレープ。ハムやチーズ、卵などを添えて食べる。
ききしり‐がお【聞き知り顔】
聞いてわかっているという顔つき。「内の人は、—にさし答(いら)へ給はむもつつましくて」〈源・総角〉
から‐め・く【唐めく】
[動カ五(四)] 1 唐風である。また、唐風に見える。「—・いた趣味を小供のうちから有(も)っていました」〈漱石・こゝろ〉 2 普通と違っていて異国風に見える。「住まひたるさま、言はむ方なく—・...
か・る【借る】
[動ラ五(四)]「借りる」に同じ。「父の—・ろうとする漢籍は」〈漱石・明暗〉 「人妻と何(あぜ)かそを言はむ然(しか)らばか隣の衣(きぬ)を—・りて着なはも」〈万・三四七二〉 [補説]近世後期、...
かる・む【軽む】
[動マ四]軽くなる。かろむ。「ひき助けさせ給はむことこそは、罪—・ませ給はめ」〈源・玉鬘〉 [動マ下二]軽く扱う。あなどる。「世衰ふる末には、人に—・め侮(あなづ)らるるに」〈源・少女〉
かんこう【咸興】
⇒ハムフン
きこえ‐い・ず【聞こえ出づ】
[動ダ下二] 1 外部に話がもれる。うわさになる。「おほかた—・でば、いかに北の方宣(のたま)はむ」〈落窪・一〉 2 「言い出ず」の謙譲語。口に出して申し上げる。「昔の御事ども—・で給ひて」〈源・葵〉