はり‐つけ【磔】
《張り付けの意》昔の刑罰の一。板や柱にからだを縛りつけ、釘・槍で突き殺すもの。はっつけ。
はり‐つけ【貼(り)付け/張(り)付け】
1 紙や布などをはりつけること。また、はりつけたもの。 2 ふすまを嵌(は)め殺しにした壁面。また、板に紙や布をはった壁。貼り付け壁(かべ)。 3 ⇒ペースト3
はりつけ‐ばしら【磔柱】
磔の刑に用いる柱。多く十字架。
はりつけ‐もざえもん【磔茂左衛門】
[?〜1686?]江戸前期の義民。上野(こうずけ)の人。本姓は杉木。沼田城主真田(さなだ)氏の悪政を幕府に直訴。真田氏は所領を没収され、茂左衛門は帰郷後、磔になったという。
はり‐つ・ける【貼(り)付ける/張(り)付ける】
[動カ下一][文]はりつ・く[カ下二] 1 紙や布などを広げてのりなどでくっつける。「絆創膏(ばんそうこう)を—・ける」「壁にメニューを—・ける」 2 人をある場所に長時間とどめておく。「首相官...
はりつ‐ざいく【破笠細工】
江戸中期の漆芸家小川破笠が創始した漆芸品。蒔絵(まきえ)に鉛・錫・貝・陶片・象牙・堆朱(ついしゅ)などを嵌入(かんにゅう)するもの。
はり‐つ・める【張(り)詰める】
[動マ下一][文]はりつ・む[マ下二] 1 十分に張る。一面にびっしり張る。「池に氷が—・める」「部屋に防音材を—・める」 2 気持ちを引き締める。緊張する。「神経を—・める」「会場の—・めた空...
はり‐づつ【鍼筒】
鍼を入れておく筒。また、鍼医が治療に用いる筒。
はり‐て【張(り)手】
相撲の技の一。相手のほおから首の側面を平手で打つこと。
はり‐とがめ【針咎め】
針で指先を傷つけること。針で突いたところが化膿(かのう)して痛むこと。