はり【針】
1 布などを縫う、細くて先のとがった金属製の道具。一方のはしに糸を通す穴(めど)がある。縫い針。また、布を刺して留めるための穴のない留め針・待ち針もある。 2 形や用途が1に似ているもの。 ㋐サ...
はり【張り】
[名] 1 引っ張ること。また、その力の程度。「糸の—を強くする」 2 引き締まっていること。みずみずしく、力強いこと。「—のある声」「—のある肌」 3 気持ちなどの充実。物事を行おうとする意...
はり【梁】
構造物の上部からの荷重を支えるため、または柱をつなぐために架け渡す水平材。特に、桁(けた)に対して直角に渡されたものをさす。
はり【鉤】
《「針」と同語源》釣り針のこと。
はり【榛】
ハンノキの古名。「明けされば—のさ枝に夕されば藤の繁みに」〈万・四二〇七〉
はり【鍼】
《「針」と同語源》漢方で、体表のつぼに接触させ、あるいは刺し入れて刺激し、疾病を治療するための金・銀・ステンレス製などの細長い器具。また、その療法。「—を打つ」
はり【玻璃/玻瓈/頗梨】
《(梵)sphaṭikāの音写》 1 仏教で、七宝の一。水晶のこと。 2 ガラスの異称。 3 火山岩中に含まれる非結晶質の物質。
はり‐あい【張(り)合い】
1 張り合うこと。「意地の—」 2 努力するかいがあると感じられること。「—のある仕事」
張(は)り合(あ)いが抜(ぬ)・ける
張り合う相手や目標を失って意欲がなくなる。「強敵がいなくなって—・ける」
はりあい‐ぬけ【張(り)合い抜け】
[名](スル)張り合いがなくなること。気持ちがくじけ、意欲を失うこと。「研究の先を越されて—する」