はる‐やすみ【春休み】
学校の春季の休暇。旧学年が終わって新学年が始まるまでの休暇をいう。《季 春》「—はじめてかけし眼鏡かな/万太郎」
はる‐やなぎ【春柳】
[名]春、芽を出し始めたころの柳。 [枕]芽を出し始めた柳の枝をかずらに挿す意から、「かづら」「葛城山(かづらきやま)」にかかる。「—縵(かづら)に折りし梅の花」〈万・八四〇〉
はる‐やま【春山】
春のころの山。春の趣を呈した山。春の山。《季 春》
はるやま‐の【春山の】
[枕]春、野山の草木が萌え出すようにの意から、「おぼつかなくも」「しなひさかえて」にかかる。「—しなひ栄えて秋山の色なつかしき」〈万・三二三四〉
はるやまのかすみ‐おとこ【春山之霞壮夫】
古事記に見える神。神々の求婚に応じない伊豆志袁登売(いずしおとめ)の神との結婚に、母の計らいで藤の花の弓矢と衣をまとって行き成功。兄、秋山の下氷壮夫(したひおとこ)との賭(か)けに勝つ。
ハルラ‐サン【漢拏山】
大韓民国、済州島中央部のアスピーテ型火山。標高1950メートル。かんらさん。
ハルラボン
《(朝鮮語)》柑橘類の一。済州島の特産物。日本で清見とポンカンをかけ合わせてつくられた不知火(しらぬい)という品種が済州島に伝わり、栽培されるようになったものをいう。
ハルリンゲン【Harlingen】
オランダ北部、フリースラント州の都市。ワッデン海に面し、古くから漁業と海運が行われる。州都レーワルデンと運河で結ばれるほか、西フリージア諸島のフリーラント島やテルスフリング島との間に定期航路がある。
はる‐りんどう【春竜胆】
リンドウ科の二年草。日当たりのよい原野に生え、高さ約10センチ。根元の葉は卵形で、対生する。5月ごろ、青紫色の釣鐘形の花を上向きに開く。さわぎきょう。《季 春》「—入日はなやぎてもさみし/敦」
春(はる)を売(う)・る
売春をする。春をひさぐ。