こ‐びゃくしょう【小百姓】
わずかばかりの田畑を保有する農民。
こ‐ひげ【小髭】
1 少しだけはえているひげ。「四十ばかりなる男の—なるが」〈盛衰記・三九〉 2 イグサ科の多年草。イグサより細く、畳表にする。
この‐ほど【此の程】
(副詞的にも用いる) 1 このあいだ。先日。最近。「—入社したばかりです」 2 このたび。今度。「—完成の運びとなりました」
この・む【好む】
[動マ五(四)] 1 多くのものの中から特にそれを好きだと感じる。気に入って味わい楽しむ。「甘いものを—・む」「推理小説を—・む」 2 特にそれを望む。欲する。「組み打ちはこっちの—・むところ」...
こちょう‐ほう【誇張法】
修辞法の一。事物を過度に大きくまたは小さく形容する表現法。「雲衝(つ)くばかりの大男」「猫の額ほどの土地」などがその例。
こ‐ちご【小稚児】
小さい子供。「年十五、六ばかりなる—の、髪唐輪(からわ)に上げたるが」〈太平記・二〉
こま‐がえ・る【こま返る】
[動ラ四]若返る。「年老いぬるばかりの宝はなかりけり。…、—・らせ給へかし」〈宇津保・蔵開下〉
こころ‐ゆ・く【心行く】
[動カ五(四)]思い残すことがないほど十分に満足する。気がすむ。現在では、多く「こころゆくばかり」「こころゆくまで」の形で用いられる。
こころゆく‐まで【心行く迄】
[副]十分満足するまで。思う存分。心ゆくばかり。「—本を読む」
こころ‐まどい【心惑い】
[名](スル)心が迷うこと。途方に暮れること。心迷い。「突然の災難に、ただ—するばかりだ」