おし‐こ・る【押し凝る】
[動ラ四]集まってひとかたまりとなる。一団となる。「女房三十人ばかり—・りて」〈源・葵〉
おお・う【覆う/被う/蔽う/蓋う/掩う】
[動ワ五(ハ四)] 1 あるものが一面に広がりかぶさってその下のものを隠す。「雲が山の頂を—・う」「落ち葉に—・われた道」 2 表面にある物を広げて、その物を外界からさえぎられた状態にする。「ベ...
おお‐みそか【大晦日】
1年の最終の日。12月31日。おおつごもり。《季 冬》「—分別ばかり残りけり/許六」
おおめし‐くらい【大飯食らい】
飯をたくさん食べること。また、その人。飯ばかり食べて、役に立たない人をののしっていう。おおめしくい。
大(おお)きな顔(かお)
いばった顔つき・態度。また、平然とした顔つき・態度。大きな面(つら)。「怠けてばかりいるくせに—をしている」
お‐かくれ【御隠れ】
身分の高い人、また目上の人が死ぬこと。「—になる」「—あそばす」「お父さんも—の時まで、梅二郎さんの事ばかりを気に掛けて」〈鉄腸・雪中梅〉
大男(おおおとこ)総身(そうみ)に知恵(ちえ)が回(まわ)りかね
からだばかり大きくて愚鈍な者をあざけっていう言葉。
おおんぞ‐がち【御衣勝ち】
[形動ナリ]からだが小さくて、衣装ばかりが目立つさまを、その状態にある人を敬っていう語。「いと—に身もなくあえかなり」〈源・若菜上〉
おき‐がけ【起(き)掛け】
起きだしたばかりのこと。起きぬけ。
おし‐くく・む【押し包む】
[動マ四]つつみこむ。くるむ。「らうたくおぼえて、ひとへばかりを—・みて」〈源・若紫〉