やま‐しぎ【山鷸】
シギ科の鳥。全長約35センチ。体はずんぐりし、褐色の複雑な斑紋があり、頭部に黒褐色の横帯がある。くちばしはまっすぐで長い。山地の雑木林や竹やぶにすみ、ミミズなどを食べる。ぼとしぎ。《季 秋》
やま‐しょうびん【山翡翠】
カワセミ科の鳥。全長28センチくらい。頭は黒、胸は白、背が青藍色で、腹と太いくちばしと脚が赤色。中国・東南アジアにみられ、日本では迷鳥。
やま‐せみ【山翡翠/山魚狗】
カワセミ科の鳥。全長38センチくらい。体は白と黒の鹿の子模様で頭に冠羽があり、くちばしは黒く大きい。アジア東部に分布。山地の渓流などにすみ、水に飛び込んで魚を捕って食べる。かのこしょうびん。《季 夏》
やま‐むすめ【山娘】
カラス科の鳥。全長64センチくらいで、尾が非常に長い。頭が黒く、体は藍青色、尾羽の先が白、くちばしと脚が赤色。台湾にのみ分布し、山中に小群で暮らす。台湾藍鵲。
やま‐らっきょう【山辣韮/山薤】
ヒガンバナ科の多年草。関東地方以西の山野に自生。高さ約50センチ。鱗茎(りんけい)は卵形で、葉は細長い。秋に花茎を伸ばし、紅紫色の花を球状につける。
やり‐ばしご【槍梯子】
忍びの道具で、石垣・屋根などにかけて乗り越えるためのもの。たたみばしごの類。
やわた‐そう【八幡草/八咫草】
ユキノシタ科の多年草。深山の谷沿いなどに生え、高さ約50センチ。葉は根際から出て長い柄をもち、円形で浅い切れ込みがある。5〜7月ごろ、花茎を伸ばし、黄白色の5弁花を集散状につける。
ヤング‐りつ【ヤング率】
弾性率の一。細い棒を引き伸ばしたときの引っ張り応力と、単位長さ当たりの物質の伸びとの比。T=ヤングが導入。伸び弾性率。縦弾性係数。縦弾性率。
やんばる‐くいな【山原水鶏】
クイナ科の鳥。全長約30センチ。顔は黒く、上面は緑褐色、下面は黒と白の横縞模様で、くちばしと脚が赤い。飛翔力はほとんどない。沖縄本島北部の山林にすむ特産種。昭和56年(1981)新種として記載。...
ゆうどう‐らいサージ【誘導雷サージ】
落雷が電力線や通信ケーブルなどに誘導電流を発生することによって起こる雷サージ。落雷による電磁誘導雷サージと雷雲の接近にともなう静電誘導雷サージの二種類に分類される。しばしば電子機器の破損の原因となる。