のし‐かか・る【伸し掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 からだを伸ばして相手の上におおいかぶさる。「—・って押さえこむ」 2 頭ごなしに押さえつけようとする。かさにかかる。「—・るような疳癪声を出して」〈秋声・あらくれ〉 3 責...
ねず‐ばしり【鼠走り】
「ねずみばしり」に同じ。
ね‐ざし【根差(し)】
1 植物が地中に根を伸ばして深く入ること。また、その根。 2 ある結果を生じる物事の根源。物事の由来。「かえって小よしとの関係の上に一層深い—を持ち来した」〈万太郎・末枯〉 3 家柄。素性(すじ...
ねじ‐きり【捩ぢ切り/捻ぢ切り】
奴(やっこ)などが、短い上着を着て、尻端折(しりばしょ)りをすること。「いづれも一対の—奴にて、梅の花鎗をもち」〈伎・暫〉
ね‐おし【寝押し/寝圧し】
[名](スル)衣類などを寝床の下に敷いて、しわをのばしたり折り目をつけたりすること。寝敷き。「ズボンを—する」
ねずみ‐ばしり【鼠走り】
門または出入り口などの、扉の枢(くるる)を受けるために柱間に渡した梁(はり)。とかみ。ねずばしり。
にらみ‐あい【睨み合い】
1 にらみ合うこと。反目し合うこと。「労使が—を続ける」 2 取引市場で、材料が好悪相半ばして売方・買方とも機の熟すのを待つこと。
ぬのめ‐ぞうがん【布目象眼】
象眼技法の一。地金に布目状の筋を彫り、その部分に薄く延ばした金属をかみこませて平面にしたもの。
ねずみ‐ごち【鼠鯒】
ネズッポ科の海水魚。全長約20センチ。ヌメリゴチに酷似し、しばしば混称される。食用。のどくさり。めごち。
ねち‐ねち
[副](スル) 1 ねばねばしているさま。不快に粘つくさま。「アスファルトがとけて—する」 2 性質や話しぶりがしつこいさま。くどくてさっぱりしないさま。「—(と)愚痴をこぼす」「—(と)した人物」