ばつ
《「罰点(ばってん)」からか》不可や伏せ字などを示す「×」の印。ペケ。「—をつける」
ばつ
《「場都合」の略、または「跋」と同語源という》 1 その場のぐあい・調子。「見方によって、好い都合にもなり、又悪い—にもなる此機会は」〈漱石・明暗〉 2 つじつま。→ばつを合わせる
ばつ【伐】
[常用漢字] [音]バツ(慣) [訓]きる うつ 1 刃物で木などをきる。「伐採/間伐・剪伐(せんばつ)・盗伐・乱伐・輪伐」 2 敵を切り殺す。うつ。「攻伐・殺伐・征伐・誅伐(ちゅうばつ)・討伐...
ばつ【抜〔拔〕】
[常用漢字] [音]バツ(呉) [訓]ぬく ぬける ぬかす ぬかる 1 引きぬく。「抜歯・抜刀・抜本/不抜」 2 多くのものの中からそのものだけを選び取る。「抜粋・抜擢(ばってき)/簡抜」 3 ...
ばつ【末】
⇒まつ
ばつ【罰】
罪や過ちに対するこらしめ。仕置き。「一週間外出禁止の—を受ける」「—として廊下に立たされる」⇔賞。
ばつ【罰】
[常用漢字] [音]バツ(慣) バチ(慣) 〈バツ〉 1 法や規則の違犯に対する懲らしめ。仕置き。「罰金・罰則/刑罰・厳罰・重罰・賞罰・体罰」 2 罰を与える。「処罰・懲罰・信賞必罰」 3 悪...
ばつ【跋】
書物や書画の巻物の末尾に記す文。後書き。跋文。⇔序。
ばつ【跋】
[音]バツ(呉) 1 草を踏んで野山を歩き回る。「跋渉」 2 荒々しく踏みにじる。「跋扈(ばっこ)」 3 書物の末尾に記す文章。あとがき。「跋文/序跋・題跋」
ばつ【閥】
出身や利害などを同じくする者が結成する排他的な集まり。閨閥・学閥・財閥など。「社内に—をつくる」