ひい‐き【贔屓/贔負】
[名](スル)《「ひき(贔屓)」の音変化》気に入った人を特に引き立てること。後援すること。また、引き立てる人。「同郷の力士を—にする」「弟のほうを—してかわいがる」「—の客」「—筋」
贔屓(ひいき)の引(ひ)き倒(たお)し
ひいきし過ぎて、かえってその人を不利にすること。
ひいき‐びいき【贔屓贔屓】
めいめい自分の好みに従ってひいきすること。
ひいき‐へんば【贔屓偏頗】
《「ひいきへんぱ」とも》えこひいき。「老(おとな)、出頭、奉行になしては—の私ありて」〈仮・浮世物語・二〉
ひいき‐め【贔屓目】
ひいきをした見方。好意的な見方。「どう—に見ても相手のほうが強そうだ」
ひい‐きょ【脾胃虚】
漢方で、消化機能が低下して、いくら食べても太れない病気。