ひえ‐びえ【冷え冷え】
[副](スル) 1 冷えきっているさま。非常につめたく感じられるさま。「—(と)した寺の本堂」《季 秋》 2 むなしくさびしいさま。「—(と)した心境」 3 関係などの、つめたくよそよそしいさま...
ひえ‐まき【稗蒔き】
鉢・水盤などに水を含んだ綿を置いて稗をまき、芽が出たのを青田に見立てて涼感を楽しむ盆栽。《季 夏》「—や疲れたる眼にみどりなり/風生」
ひえ‐まつり【日吉祭】
⇒山王祭(さんのうまつり)1
ひえ‐めし【稗飯】
稗を炊いた飯。また、米に稗をまぜて炊いた飯。
ひえ‐もの【冷え物/冷え者】
冷えてつめたいもの。特に、からだの冷えたもの。「草臥(くたびれ)もので—で」〈咄・露がはなし・二〉
冷(ひ)え物(もの)御免(ごめん)
江戸時代、銭湯で湯船に入る際にいうあいさつの言葉。遊女の寝床にはいる際にふざけて言ったりもする。冷え物でござい。「—と、足をさしこめば」〈浮・諸艶大鑑・一〉
冷(ひ)え物(もの)でござい
「冷え物御免」に同じ。
ヒエラポリス【Hierapolis】
トルコ南西部にあった古代都市。温泉保養地パムッカレの丘の上に位置する。紀元前2世紀、ペルガモン王国のエウメネス2世により建設。古代ローマ時代の後1世紀から2世紀にかけて建造された円形劇場、共同墓...
ヒエラルキー【hierarchy】
⇒ヒエラルヒー
ヒエラルヒー【(ドイツ)Hierarchie】
上下関係によって、階層的に秩序づけられたピラミッド型の組織の体系。狭義では、カトリック教会の教皇を頂点とする聖職者の位階制。広義では、中世の封建社会の身分秩序をさすが、現代では指揮・命令系統によ...