ひき‐ころ・す【轢き殺す】
[動サ五(四)]車などでひいて死なせる。「トラックに—・される」
ひき‐ごし【引(き)腰】
女房装束の裳(も)の大腰の左右に取り付け、後ろに長く引き垂らした2本の飾りひも。
ひき‐ごと【引(き)言】
説明のために他の文言や事例などを引くこと。引用すること。また、その言葉。「それを—にして」〈魯文・安愚楽鍋〉
ひき‐ごめ【碾き米】
臼(うす)で米をひくこと。また、その米。
ひき‐さかずき【引(き)杯/引き盃】
懐石に用いる酒器の一。朱塗りの木製の杯。
ひき‐さかれ【引き裂かれ】
《からだを引き裂かれるべき者の意》女性をののしっていう語。ひっさかれ。ひっさき。「やい、ここな—」〈浄・丹波与作〉
ひき‐さが・る【引(き)下(が)る】
[動ラ五(四)] 1 その場から退く。「早々に—・る」 2 手を引く。また、自分の主張を引っ込める。「そう簡単に—・るわけにはいかない」 3 おくれる。あとにつく。「一日—・りてぞ向かひける」〈...
ひきさき‐もとゆい【引裂元結】
近世、奥女中が主に用いた元結。鳥の子紙・薄葉(うすよう)などを切って細かく畳んだもの。ひっさきもとゆい。ひきさき。
ひき‐さ・く【引(き)裂く】
[動カ五(四)] 1 強く引っ張って裂く。ひっさく。「メモを—・いて捨てる」 2 親しい者どうしを無理に離れさせる。ひっさく。「二人の仲を—・く」
ひき‐さ・く【引き避く】
[動カ下二]遠くに引き離す。はばかって避ける。「馬ども—・けなどしつつ」〈源・宿木〉