ひきつけ‐とうにん【引付頭人】
引付衆の首席。内談頭人。
ひきつけ‐ぶぎょうにん【引付奉行人】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。引付衆とともに頭人を補佐し、書記の役を務めた。引付右筆(ゆうひつ)。
ひき‐つ・ける【引(き)付ける】
[動カ下一][文]ひきつ・く[カ下二] 1 近くに引き寄せる。手元に近づかせる。「明かりで虫を—・ける」 2 (「惹き付ける」とも書く)人の心を誘い寄せる。「人を—・ける魅力」「巧みな話術に—・...
ひき‐つづき【引(き)続き】
[名]物事が途切れることなく続くこと。また、そのもの。「昨日からの—で審議が行われる」 [副] 1 続けざまに。途切れることなく。「—三日も雨が降っている」 2 すぐそれに続いて。「—慰労会...
ひき‐つづ・く【引(き)続く】
[動カ五(四)] 1 途切れずにそのまま続く。「不況が—・く」 2 ある物事のすぐあとに他の物事が続く。「—・いて来賓が挨拶(あいさつ)に立つ」 [動カ下二]続ける。連ねる。「むな車—・けて...
ひきつ‐ぼし【ひきつ星】
「ひつき星」に同じ。
ひき‐つぼ・ぬ【引き局ぬ】
[動ナ下二]屏風(びょうぶ)や几帳(きちょう)などを引きめぐらして囲う。「はかなく屏風、几帳ばかりを—・ね」〈栄花・わかばえ〉
ひき‐つ・む【引き抓む】
[動マ四]つねる。「埋(むも)れたりと—・み給へば」〈源・蛍〉
ひき‐つ・める【引(き)詰める】
[動マ下一][文]ひきつ・む[マ下二] 1 強く引っ張ってすきまのないようにする。「髪を—・めてゴムで縛る」 2 手早く続けざまに弓を引く。「矢先をそろへて差し詰め、—・め、さんざんに射る」〈平...
ひき‐つり【引き攣り】
1 痙攣(けいれん)。「—が起こる」 2 皮膚のやけどなどの傷あとがひきつれたもの。