ひこ‐しま【彦島】
山口県南西部、下関市南端にある島。面積9.8平方キロメートル。100メートル前後の丘からなり、市街地とは関彦(かんげん)橋・彦島大橋などで結ばれている。市の工業生産の中心地。
ひこ‐じ【夫】
《「ひこ」は男子の美称。「じ」は敬称》おっと。「その—答へて歌ひたまひしく」〈記・上〉
ひこ‐じろ・う【引こじろふ】
[動ハ四]何回も強く引っぱる。むやみに引っぱる。ひこずらう。「綱いと長くつきたりけるを物にひきかけ…逃げむと—・ふほどに」〈源・若菜上〉
ひこ‐ずら・う【引こづらふ】
[動ハ四] 1 「ひこじろう」に同じ。「押そぶらひ我が立たせれば—・ひ我が立たせれば」〈記・上・歌謡〉 2 つかむ。つかむようにする。からませる。「台には八竜を—・はせたるが」〈太平記・三六〉
ひこ‐ず・る【引こづる】
[動ラ四]力を入れて引く。無理に引っぱる。ひきずる。「こいつめをまづ、—・っていけ」〈滑・続膝栗毛・九〉
ひこっか‐しゅたい【非国家主体】
国際社会における活動主体のうち、企業やNGO(非政府組織)など、主権国家以外のもの。グローバル化の進展に伴い重視されるようになった。また、海賊・非合法武装集団・国際テロ組織などをいう。
ひ‐こつ【腓骨】
下腿骨(かたいこつ)の一。脛骨(けいこつ)の外側にある細い骨。下端外側の隆起が外くるぶしとなる。
ひこ‐つか・す
[動サ四]ひくひくと動かす。「かばやきの匂ひに、ふたりは鼻のさきを—・して」〈滑・膝栗毛・二〉 [動サ下二]「ひこつかせる」の文語形。
ひこ‐つか・せる
[動サ下一][文]ひこつか・す[サ下二]「ひこつかす」に同じ。「秘密の匂いに鼻を—・せている事実は」〈里見弴・多情仏心〉
ひこ‐つ・く
[動カ五(四)]《「ひこづく」とも》ひくひく動く。「小鼻が—・く」