ひつ【弼】
1 律令制で、弾正台(だんじょうだい)の次官(すけ)。大・少各1名。 2 奈良時代、紫微中台(しびちゅうだい)の次官。
ひつ【筆】
[名] 1 ふで。 2 筆で書くこと。また、書いたもの。「空海の—」 [接尾]助数詞。上に来る語によっては「ぴつ」となる。 1 登記簿上の土地の区画を数えるのに用いる。「1—の土地」→分筆 ...
ひつ【蹕】
1 貴人の通行のとき、先払いをすること。みちおさえ。 2 天皇の行幸。鹵簿(ろぼ)。
ひ・つ【漬つ/沾つ】
《江戸中期からは「ひづ」とも》 [動タ四]ぬれる。ひたる。「嘆きつつますらをのこの恋ふれこそ我が結ふ髪の—・ちてぬれけれ」〈万・一一八〉 [動タ上二]に同じ。「袖—・つる時をだにこそなげき...
ひつ‐あつ【筆圧】
文字を書くとき、筆・ペンなどの先に加えられる圧力。「—の強い字」
ひつ‐い【筆意】
1 筆を運ぶときの気構え。また、書画のおもむき。ふでづかい。 2 詩文に現れる筆者の心構え。文章のおもむき。
ひ‐ついで【日次いで】
暦の上での日の吉凶。日の都合。日がら。「御服もこの月には脱がせ給ふべきを、—なむよろしからざりける」〈源・藤袴〉
ひ‐つう【悲痛】
[名・形動]あまりに悲しくて心が痛むこと。また、そのさま。「—な面持ち」「—な叫び」
ひ‐つき【日月】
1 太陽と月。「この照らす—の下は」〈万・八〇〇〉 2 歳月。月日。「ひさかたの天知らしぬる君故に—も知らず恋ひ渡るかも」〈万・二〇〇〉
ひ‐つき【火付き】
火が燃えつくぐあい。火のつきぐあい。「—のいい炭」