ひつじ‐ばえ【穭生え】
1 刈ったあとの株から再び伸びる稲。「田の—は其ままにて」〈貝おほひ〉 2 毛髪などがまばらに生えること。「—の眉毛(まみえ)がりきんだばかりで」〈滑・浮世風呂・二〉
ひつじ‐へん【羊偏】
漢字の偏の一。「羚(れい)」「羯(かつ)」などの「羊」の称。
ひつ‐じゅ【必需】
どうしても必要であること。なくてはならないこと。
ひつ‐じゅ【筆受】
経典を漢訳するとき、訳す人の言葉を聞いて筆記する人。「謝霊運は法華の—なりしかども」〈徒然・一〇八〉
ひつ‐じゅつ【筆述】
[名](スル)文章に書いて述べること。「事件の顛末(てんまつ)を—する」
ひつじゅ‐ひん【必需品】
なくてはならない品物。「田舎では車は—だ」「生活—」
ひつ‐じゅん【筆順】
文字、主に漢字を書くときの筆運びの順序。書き順。
ひつ‐じょう【必定】
[名・形動] 1 そうなると決まっていること。必ずそうなると判断されること。また、そのさま。「このままいくと、失敗は—だ」 2 仏語。必ず成仏(じょうぶつ)すると定まること。 [副]きっと。...
ひつじをめぐるぼうけん【羊をめぐる冒険】
村上春樹の長編小説。昭和57年(1982)「群像」誌に発表。単行本は、同年刊行。「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」から続く3部作の最終作。著者の作品にしばしば登場するキャラクター「羊男」...
ひつ‐じん【筆陣】
文筆によって論戦を展開すること。戦陣にたとえていう。「—を張る」