ひょう・す【評す】
[動サ五(四)]「ひょうする」(サ変)の五段化。「高く—・される人物」 [動サ変]「ひょう(評)する」の文語形。
ひょう・す【僄す】
[動サ変]軽んじる。ばかにする。「世を—・する様に振舞ふ」〈平家・二〉
ひょう・する【表する】
[動サ変][文]へう・す[サ変]態度や言葉にあらわす。「感謝の意を—・する」
ひょう・する【評する】
[動サ変][文]ひゃう・す[サ変]人物・事物について、その善悪・価値などを論じ定める。批評する。「諸家の近作を—・する」
ひょう‐ずば
[副]《「ひょう」は矢の飛ぶ音、「ずば」は矢の命中する音》矢が飛んでいって命中する音を表す語。「—と射て、筈(はず)の隠るる程ぞ射込うだる」〈平家・一一〉
ひょう‐せい【平声】
⇒ひょうしょう(平声)
ひょう‐せい【表旌】
[名](スル)「旌表(せいひょう)」に同じ。「永く其愛国の功業を、—せしとぞ」〈竜渓・経国美談〉
ひょう‐せき【漂石】
氷河に運ばれた岩石が、氷河の解けたあとに残ったもの。迷子石。捨て子石。
ひょう‐せき【標石】
1 目印の石。また、道標に立てた石。「国分寺跡の—」 2 測量で、三角点や水準点に埋設される石。多く花崗岩の角柱が用いられる。
ひょう‐せつ【氷雪】
1 氷と雪。 2 《「荘子」逍遥遊から》清廉潔白なこと。「—の操」