ひら‐の【平野】
平坦な野原。へいや。
ひらの【平野】
京都市北区、衣笠山の東麓の地名。和歌では、ふつうその地にある平野神社をさす。[歌枕]「ちはやぶる—の松の枝しげみ千代も八千代も色はかはらじ」〈拾遺・賀〉 大阪市南部の区名。中世は堺と並ぶ商業...
ひらの【平野】
姓氏の一。 [補説]「平野」姓の人物平野国臣(ひらのくにおみ)平野啓一郎(ひらのけいいちろう)平野謙(ひらのけん)
ひらの‐く【平野区】
⇒平野
ひらの‐じんじゃ【平野神社】
京都市北区にある神社。旧官幣大社。祭神は今木神(いまきのかみ)ほか三神。もと大和にあったが、平安京遷都の際に遷座。本殿は重要文化財。
ひらの‐すい【平野水】
炭酸水の別名。もとは兵庫県川西市平野の鉱泉からくんだ炭酸水の商標名。
ひらのとうしろう【平野藤四郎】
鎌倉時代の刀工、粟田口吉光の作による日本刀(短刀)。享保名物帳所載。藤四郎は吉光の名。短刀の名手として知られた吉光の代表作。加賀藩主前田斉泰から明治天皇に献上され、現在も皇室御物として宮内庁が管...
ひら‐のり【平乗】
謡曲のリズムの型の一。七五調の歌詞1句12文字を8拍でうたうのを基本とする。拍子の合う謡の大部分に適用される。→大乗(おおのり) →中乗(ちゅうのり) [補説]ふつう「平ノリ」と書く。