ひら‐づみ【平積み】
[名](スル)書店で、本や雑誌の表紙を上にして、台に積み上げて陳列する売り方。
ひら‐づめ【平爪/扁爪】
霊長類にみられる爪。背側に堅く平たい爪板があり、付け根の爪床から作り出され、角質化の進んでいない部分が白い半月状をしている。鉤爪(かぎづめ)から変化したもの。
ひら‐づめ【平詰め】
常時当直で、非番のないこと。常詰め。「—ノ身デマイラレナイ」〈和英語林集成〉
ひら‐づら【平面】
幅が広く平たい顔。「—なる法師の、太りたるが」〈宇治拾遺・九〉
ひら‐て【平手】
1 開いた手のひら。「—でほおを打つ」 2 将棋で、すべての駒を用いて、双方が対等の条件で勝負すること。対馬(たいま)。→駒落ち
ひらて【平手】
姓氏の一。 [補説]「平手」姓の人物平手政秀(ひらてまさひで)平手造酒(ひらてみき)
ひら‐て【開手】
両方の手を開いて打ち合わせること。かしわで。
ひらて‐うち【平手打ち】
開いた手のひらでたたくこと。「相手の頰に—をくらわす」
ひら‐てまえ【平点前/平手前】
茶の湯で、濃茶・薄茶の基本的な点前。
ひらて‐みき【平手造酒】
講談・浪曲「天保水滸伝(てんぽうすいこでん)」に登場する剣客。笹川繁蔵の食客となり、飯岡助五郎との大利根川原の決闘の際、繁蔵を助けて戦い死亡。モデルは北辰一刀流千葉周作の門人、宮田助太郎といわれる。