そくてい‐きん【足底筋】
ふくらはぎにある筋肉の一。膝の裏の外側から起こる細長い筋肉で、腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋の間を通り、アキレス腱を介して踵骨に停止する。足の底屈や膝の屈曲を補助するが、力は弱い。人によって欠如...
そごう‐こう【蘇合香】
1 マンサク科の落葉高木。高さ約10メートル。葉は手のひら状に裂ける。花は小さく、淡緑色。小アジアに産する。 2 1の樹脂を原料とした香料。 ⇒そこう(蘇合香)
そ‐びら【背】
《「背(そ)平(ひら)」の意》せ。せなか。「其二人に冷かな—を向けた結果に外ならなかった」〈漱石・門〉
そと‐むそう【外無双】
相撲のきまり手の一。四つに組んだ上手で相手の差し手を抱え、自分の差し手は抜いて相手の反対側の足のひざの外側に手のひらを当て、からだをひねって倒す技。
そこ‐もの【底物】
海底にすむ魚。カレイ・ヒラメ・アンコウなど。→浮き物2 →瀬物
たいら・げる【平らげる】
[動ガ下一][文]たひら・ぐ[ガ下二] 1 反抗する者や敵を討ち、世をしずめる。平定する。「賊を—・げる」 2 すっかり食べてしまう。「二人前の料理を—・げる」 3 高低をなくす。平らにする。な...
たか‐どま【高土間】
観客席が枡(ます)形式の時代の歌舞伎劇場で、1階の東西桟敷の前通りに、土間より一段高く設けられた席。→平土間(ひらどま) →土間2
ちどり‐そう【千鳥草】
ラン科の多年草。中部以北の高山に自生し、高さ30〜50センチ。根は厚く手のひら状に分かれている。葉は広い線形。夏、淡赤紫色の花を穂状につける。てがたちどり。《季 夏》
タブラ‐バヤ【(ヒンディー)tablā-bāyāṃ】
北インド音楽で用いる太鼓。右手でたたくタブラと左手でたたくバヤの併称で、2個一組で演奏する。両者とも片面に膜を張り、手のひらや指で打って音を出す。タブラ。
たびら‐ゆき【太平雪】
《「だひらゆき」とも》薄くて大片の雪。春の淡雪。だんびら雪。かたびら雪。「鶯(うぐひす)の音に—降る/凡兆」〈猿蓑〉