ヒルトン【James Hilton】
[1900〜1954]英国の小説家。のち、米国に帰化。独特のユーモアとペーソスで知られる。作「チップス先生さようなら」など。
ひる‐とんび【昼鳶】
1 昼間、人家などに忍び込むこそどろ。ひるとび。「この—めえ、何をするのだ」〈人・梅児誉美・四〉 2 掏摸(すり)のこと。「わりゃあ—か、懐めがけて引っさらふ」〈伎・霊験曽我籬〉
ひる‐どき【昼時】
1 正午ごろ。 2 昼食の時分。昼飯時。
ひる‐ドラ【昼ドラ】
《「ドラ」は「ドラマ」の略》昼間に放送される帯ドラマ。
ひる‐なか【昼中】
昼間。真昼。日中。「—でも道行く人は途絶えがちで」〈荷風・冬の蠅〉
蛭(ひる)に塩(しお)
《ヒルは塩をかけると縮むところから》恐ろしいものや苦手のものに出あって恐れ入り縮み上がるさまのたとえ。青菜に塩。なめくじに塩。
ひる‐ぬすびと【昼盗人】
1 昼間、盗みをする者。「こは—の入りにたるにこそありけれ」〈今昔・二九・四〉 2 良民のような顔をして悪事を働く者。「書き出し請けて済まさぬは…—に同じ」〈浮・胸算用・一〉
ひる‐ね【昼寝】
[名](スル)昼間に眠ること。午睡(ごすい)。《季 夏》「蠅いとふ身を古郷に—かな/蕪村」
ひる‐の‐おまし【昼の御座】
「ひのおまし」に同じ。「—に、ゐざり出でておはします」〈源・賢木〉
ひる‐の‐こ【蛭の子】
「ひるこ(蛭子)」に同じ。「—がよはひにもなり」〈源・松風〉