ひょうご‐ぶぎょう【兵庫奉行】
江戸幕府の職名。遠国奉行の一。旗本を任命し、摂津の兵庫に駐在して外国貿易の事務をつかさどった。元治元年(1864)設置。
ひょうご‐もじ【表語文字】
表意文字のうち、一字が一語を表す文字。漢字の類。単語文字。
ひょうご‐りょう【兵庫寮】
律令制で、兵庫の兵器や儀仗(ぎじょう)の出納・修理・検閲などをつかさどった役所。つわもののくらのつかさ。
ひょうご‐わげ【兵庫髷】
江戸初期から中期にかけて流行した女性の髪の結い方の一。髪をうなじの後方に集めて高く輪に結い、根元をねじ巻いて頂上に突き出させたもの。摂津の兵庫の遊女から始まったという。ひょうごまげ。
ひょう‐さ【漂砂】
海岸付近において、波の運動や潮流により、砂が移動する現象。また、その砂。
ひょう‐さくさん【氷酢酸】
純度99パーセント以上の酢酸。冷やすと氷のような結晶塊になる。
ひょう‐さつ【表札/標札】
居住者の名を記して、家の門や入り口などに掲げる札。
ひょうさつなど【表札など】
石垣りんの詩集。昭和43年(1968)刊行。代表作「表札」「シジミ」などを収録。翌年、第19回H氏賞受賞。
ひょうさのうたう【漂砂のうたう】
木内昇の小説。明治初頭の根津遊郭を舞台にした作品。平成22年(2010)刊行。同年、第144回直木賞受賞。
ひょう‐ざい【表在】
医学で、体や組織の表面や表面に近いところにある、または生じること。浅在。「—感覚」「—静脈」→深在