ひょう‐そく【秉燭】
灯火器具の一。油皿の中央に置いた灯心に火をつけるもの。
平仄(ひょうそく)が合(あ)わ◦ない
漢詩を作るときに守るべき平声字と仄声字の配列が合わない。転じて、物事の筋道がたたない。「—◦ない話」
ひょうそく‐ほう【平仄法】
⇒平仄2
ひょう‐ぞく【剽賊】
通行人をおどして金品を奪う賊。追いはぎ。「—の為にあやめられた、旅人の死骸ではあるまいかと」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
ひょう‐た【平他】
漢字の、平声(ひょうしょう)と他の声(上声・去声・入声)。平仄(ひょうそく)。
ひょうたい【氷体】
ある範囲に連続してまとまって分布する氷の塊。厳密な定義はないが、一般に降り積もった雪が固まった万年雪などをさす。重力によって流動する場合は氷河とよぶ。
ひょう‐たいせき【氷堆石】
氷河による堆石。
ひょう‐たくれ
《「ひょう」は「剽」か》人をののしっていう語。ばか者。愚か者。「—、ゆふでくの揃ひだ」〈洒・辰巳之園〉
ひょうたじるいしょう【平他字類抄】
鎌倉末期の漢和辞書。3巻。著者・成立年ともに未詳。上巻は字を「色葉字類抄」にならって意義分類して平声(ひょうしょう)と他声の別を示し、下巻は字を訓のいろは別に分けて並べ、平声と他声の別を記述する...
ひょう‐たん【氷炭】
氷と炭。相違のはなはだしいものをたとえていう。