び‐しょう【眉睫】
まゆとまつげ。また、非常に接近するたとえ。目睫(もくしょう)。「—の難を避ける」
び‐しょう【美称】
1 他人をほめていうときの呼び方。また、よい評判。「三ケ津総芸頭と云う—を、長い間享受して来た藤十郎は」〈菊池寛・藤十郎の恋〉 2 上品な言い方。「霰(あられ)」に対する「玉霰」など。
び‐しょう【美粧】
美しく装うこと。また、美しく化粧すること。
び‐しょう【媚笑】
男の気をひくような笑い。なまめかしい笑い。
び‐しょう【微小】
[名・形動]非常に小さいこと。かすかに認められること。また、そのさま。「—な音」
び‐しょう【微少】
[名・形動]ごくわずかなこと。また、そのさま。「—な分量」
び‐しょう【微笑】
[名](スル)ほほえむこと。ほほえみ。「—を浮かべる」「やさしく—する」 [補説]書名別項。→微笑
び‐しょう【微晶】
肉眼では見えにくい微細な結晶。特に、火成岩中の微細な結晶。「原子から—、—から多晶金属の組成」〈寅彦・ルクレチウスと科学〉
び‐しょう【微傷】
わずかの傷。かすりきず。「過刻の戦に些か—を被れども」〈竜渓・経国美談〉
びしょう【微笑】
近藤啓太郎の小説。昭和49年(1974)刊。癌(がん)に侵された妻の闘病と最期の日々を描く。テレビドラマ化もされた。