つばき【椿/山茶/海石榴】
1 ツバキ科の常緑高木。本州以南に自生するが、関東以北では海岸地帯に点在し、ヤブツバキともいう。高さ3〜7メートル。葉は楕円形で厚く、つやがある。春、赤い花をつける。花びらは5枚あり下部が合着し...
つばひら‐か【詳らか/審らか】
[形動ナリ]「つまびらか」に同じ。「右大臣の申さるる旨ことに—なりとて、それをぞ用ひられける」〈文明本愚管抄・五〉
でん‐たん【伝単】
《中国語から》宣伝びら。第二次大戦中に使われた語。
ともえ‐そう【巴草】
オトギリソウ科の多年草。山地に生え、高さ60〜90センチ。葉は細長く、対生する。夏から秋、黄色い5枚の花びらが巴状に並ぶ花を開き、1日で閉じる。
とち‐かがみ【水鼈】
トチカガミ科の多年草。湖沼に生え、葉は円形でつやがあり、裏面に空気の入った袋があって水面に浮かぶ。秋、白い花びらを3枚もつ雄花と雌花とが咲く。名は葉をとち(スッポン)の鏡にたとえたもの。どうがめ...
ど‐びょうし【銅拍子/土拍子】
打楽器の一。中央が椀状に突起した青銅製の円盤2個を両手に持って打ち合わせるもの。仏教儀式では鐃鈸(にょうはち)、田楽では土拍子、神楽などでは手平金(てびらがね)、歌舞伎下座音楽ではチャッパなどと...
どく‐だみ【蕺草】
ドクダミ科の多年草。日陰の湿地に生え、高さ15〜35センチ。全体に悪臭がある。葉は広卵形。夏、淡黄色の小花を穂状につけ、その基部に白い苞(ほう)が十字形につき、花びらのように見える。整腸・解毒・...
とべら【海桐花】
トベラ科の常緑低木。本州以南の海岸に自生。葉は細長い倒卵形、革質でつやがある。雌雄異株。6月ごろ、香りのある花を密につけ、花の色は白から黄色に変わる。実は球形で、熟すと裂け、種子は赤褐色。枝や葉...
とけい‐そう【時計草】
トケイソウ科の蔓性(つるせい)の多年草。高さ約4メートル。巻きひげで他に絡みつき、葉は手のひら状に深く裂けている。夏、直径8センチくらいの時計の文字盤に似た花を開く。花びらと萼(がく)は淡紅色か...
どく‐ガス【毒ガス】
人間・動物に対して危害を与える気体または霧状液体で、軍事目的に使用されるもの。窒息性・靡爛(びらん)性・くしゃみ性・催涙性・神経性・精神錯乱性などの種類がある。第一次大戦でドイツ軍が最初に用いた...