フィブリノゲン【fibrinogen】
《「フィブリノーゲン」とも》血漿(けっしょう)中のたんぱく質の一。主に肝臓でつくられる。血液凝固の第一因子で、トロンビンによって限定的な分解を受け、フィブリンとなる。線維素原。
フィブリノゲン‐せいざい【フィブリノゲン製剤】
人の血液成分を原料とする薬剤の一。昭和39年(1964)医薬品として承認。出産や手術などで多量に出血した時の止血剤として多く使用された。 [補説]原料の血液を売血に頼ったため、C型肝炎ウイルス(...
フィブリノリシン【fibrinolysin】
⇒プラスミン
フィブリノーゲン【fibrinogen】
⇒フィブリノゲン
フィブリン【fibrin】
血液を凝固させる作用をもつたんぱく質。出血に際し、血漿(けっしょう)中のフィブリノゲンにトロンビンが作用してできる不溶性の線維状のもの。出血口を網状に覆い、血球を絡めて凝固する。線維素。
フィブロイン【fibroin】
絹やクモの糸などの主成分で、繊維状の硬たんぱく質。水・希酸・希アルカリに溶けない。繭糸ではセリシンに包まれている。