ふう‐せつ【風説】
《「ふうぜつ」とも》世間にひろまっているうわさ。とりざた。風評。「—を立てる」「—に惑わされる」
ふう‐せつ【風雪】
1 風と雪。 2 強い風を伴って降る雪。吹雪。《季 冬》「—にたわむアンテナの声を聴く/誓子」 3 きびしい苦難や試練。「人生の—に耐える」 [補説]書名別項。→風雪
ふうせつ【風雪】
阿部知二の長編小説。昭和14年(1939)刊。
ふうせつ‐の‐るふ【風説の流布】
虚偽の情報を流して、証券取引などの相場を動かそうとしたり、人の信用を損ねたり業務を妨害したりすること。証券取引などについては金融商品取引法で、信用毀損・業務妨害については刑法で禁止されている。
ふうせつへいや【風雪平野】
長部日出雄の小説。昭和51年(1976)刊。青森県五所川原に実在した豪商、佐々木嘉太郎の生涯を描く。