ふうもん【風紋】
藤井重夫の小説。昭和34年(1959)刊。
ふう‐ゆ【諷喩/風諭】
[名](スル) 1 他の事にかこつけて、それとなく遠回しにさとすこと。「吾輩の既に再三—したるが如く」〈尺振八訳・斯氏教育論〉 2 比喩法の一。たとえだけを提示して、その本義を間接的に推察させる...
ふう‐よう【楓葉】
紅葉したカエデの葉。
フーヨーハイ【芙蓉蟹】
《(中国語)》蟹玉(かにたま)。
ふうようわかしゅう【風葉和歌集】
鎌倉中期の歌集。20巻。現存本は末尾2巻を欠く。藤原為家撰か。後嵯峨院中宮姞子(よしこ)の命により、文永8年(1271)成立。平安時代から鎌倉初期までの作り物語の中から、和歌約1400首(現存本...
ふう‐らい【風来】
1 風に吹き寄せられたように、どこからともなくやって来ること。また、その人。「案内者などのやっかいにならない—の田舎者」〈寅彦・案内者〉 2 遊里で、初めての客。初会の客。「お茶屋もない—のお客...
ふうらい‐じん【風来人】
「風来坊(ふうらいぼう)」に同じ。「やあやあ、うぬはいづくの—」〈浄・国性爺〉
ふうらい‐ぼう【風来坊】
どこからともなくやって来る人。また、身元が知れず、一つ所にとどまらない人。風来人。風来者。
ふうらいぼうたんていあかいたにのさんげき【風来坊探偵赤い谷の惨劇】
深作欣二監督による映画の題名。昭和36年(1961)公開。同監督の初監督作。飛行機墜落事故にまつわる謎を青年探偵が暴くサスペンスアクション。出演、千葉真一、曽根晴美、北原しげみほか。
ふうらい‐もの【風来者】
「風来坊(ふうらいぼう)」に同じ。「よしなや身を—になし、諸親類に見限らるる」〈浮・新永代蔵〉