ふじ‐あざみ【富士薊】
キク科の多年草。山中の砂礫(されき)地に生え、特に、富士山周辺に多い。高さ約1メートル。全体に太く大形で、葉は羽状に裂けて、多くのとげがあり、白い毛が生えている。秋、径10センチもある紫色の頭状...
ふじい【藤井】
姓氏の一。 [補説]「藤井」姓の人物藤井右門(ふじいうもん)藤井乙男(ふじいおとお)藤井健次郎(ふじいけんじろう)藤井重夫(ふじいしげお)藤井聡太(ふじいそうた)藤井高尚(ふじいたかなお)藤井竹...
ふじい‐そうた【藤井聡太】
[2002〜 ]将棋棋士。愛知の生まれ。平成28年(2016)史上最年少で棋士となり、デビュー戦から29連勝して公式戦の歴代連勝記録を更新。令和5年(2023)に史上最年少の名人となると、王座戦...
ふじい‐でら【葛井寺】
大阪府藤井寺市にある真言宗御室派の寺。山号は紫雲山。旧称は剛琳寺。西国三十三所第5番札所。行基の開山、大同年間(806〜810)に阿保親王の再興と伝えられる。本尊の千手観音は天平時代の乾漆像で国...
ふじいでら【藤井寺】
大阪府中東部の市。河内国府が置かれた地。仲哀・允恭(いんぎょう)天皇陵などの古墳や葛井(ふじい)寺などの古社寺が多い。住宅地。近郊農業が行われる。人口6.6万(2010)。
⇒葛井(ふじい)寺
ふじいでら‐し【藤井寺市】
⇒藤井寺
ふじ‐いろ【藤色】
藤の花のような薄い紫色。「—の帯締め」
ふじうえ‐りゅう【藤植流】
胡弓(こきゅう)の流派。宝暦年間(1751〜1764)に江戸の藤植検校が、従来の3弦の胡弓を4弦に改良して創始。ふじえりゅう。
ふじ‐うつぎ【藤空木】
ゴマノハグサ科の落葉低木。本州・四国の渓谷などに自生。枝は四角形で稜上に翼がある。葉は細長い卵形。夏、紫色の花が穂状に集まってつき、先が垂れる。全体にサポニンなどを含み、有毒。
フジェール【Fougères】
フランス西部、ブルターニュ地方、イル‐エ‐ビレーヌ県の町。ナンソン川を見下ろす高台に、ブルターニュ公国の国境防護のため10世紀頃に建造された城がある。フージェール。