ふせ‐や【布施屋】
奈良・平安時代、調・庸の運搬夫や旅行者のために駅路につくられた宿泊施設。
ふせ‐や【伏せ屋】
屋根の低い小さい家。みすぼらしい家。「心あって彼女の—を訪れたかのように」〈中勘助・鳥の物語〉
ふせや‐たく【伏せ屋焚く】
[枕]伏せ屋で火をたくと煤(すす)が出やすい意から、同音の「すす」にかかる。「千沼壮士(ちぬをとこ)菟原壮士(うなひをとこ)の—すすし競(きほ)ひ」〈万・一八〇九〉
ふせ・る【臥せる】
[動ラ五(四)]横になる。特に、病気で床につく。ふす。「熱を出して—・っている」
ふ・せる【伏せる】
[動サ下一][文]ふ・す[サ下二] 1 下の方に向ける。うつむかせる。また、腹ばいになる。「顔を—・せる」「マットの上に—・せる」 2 上や表になる側、開いた側などを下に向ける。また、そのように...
ふ‐せん【不宣】
十分に意を述べつくさない意で、手紙の終わりに添える語。不悉(ふしつ)。不尽(ふじん)。
ふ‐せん【不戦】
戦わないこと。戦争・試合などをしないこと。「—宣言」
ふ‐せん【付箋/附箋】
疑問や注意すべき事柄などを書いてはりつける小さな紙片。また、目印にはる紙。付け紙。不審紙。
ふ‐せん【布銭】
古代中国で使われた鋤(すき)の形を模した青銅貨幣。刀銭に先行して使用された。春秋戦国時代に韓・魏・趙で鋳造された。布貨。布幣。布。
ふ‐せん【浮選】
「浮遊選鉱法」の略。