ふた‐すじ【二筋】
1 二つの筋。2本。「—の糸」 2 ふたまたをかけること。「いとよく—に心づかひはし給ひけれ」〈源・若菜下〉
ふたすじ‐みち【二筋道】
1 2本の道。 2 わかれ道。「人生の—に迷う」
ふた‐せ【二瀬】
下女と妾(めかけ)など、二つの役を勤める雇い女。「—、仲居も小差し出で」〈浄・重井筒〉
ふたそ‐じ【二十/二十路】
二十(にじゅう)。また、二十年。二十歳。→十路
ふたたて‐め【二立目/二建目】
江戸歌舞伎で、序開きの次に演じられた一幕。下級俳優によって行われた一種の開幕劇。二つ目。
ふた‐たび【再び/二度】
1 同じ動作や状態を繰り返すこと。副詞的にも用いる。「—の来訪」「—過ちを犯す」 2 二番目。二度目。「—の御祓(はら)へのいそぎ」〈源・葵〉
ふたたび‐めし【二度飯】
湯取り飯、または冷や飯をもう一度煮たもの。胃弱の人などが食する。ふたたびいい。
ふた‐つ【二つ】
1 数の名。一つの次、三つの前の自然数。に。ふう。2個。 2 両者。双方。「—を比較検討する」 3 2歳。 4 2番目。第2。「一つには将来性、—には安定性」
ふ‐たつ【不達】
先方に届かないこと。不着。
ふ‐たつ【布達】
[名](スル) 1 広く一般に知らせること。また、その知らせ。 2 明治19年(1886)以前に発布された省令・府県令などの行政命令。