ふとっ‐ぱら【太っ腹】
[名・形動]《「ふとはら」の音変化》 1 太った腹。ふとばら。 2 度量の大きいこと。大胆で、物事に動じないこと。また、そのさまや、その人。「後輩に—な(の)ところを見せる」
ふと‐つのざめ【太角鮫】
ツノザメ科の海水魚。全長約80センチ。全体に灰色で、背びれに鋭いとげがある。東北地方以南、南シナ海とハワイに分布。あぶらざめ。
ふ‐とどき【不届き】
[名・形動]《古くは「ぶととき」とも》 1 配慮・注意の足りないこと。不行き届き。「万事—のないよう注意する」 2 道や法に背いた行為をすること。また、そのさま。「—な所行」「—者」
ふとどき‐しごく【不届き至極】
[形動][文][ナリ]この上なく不届きなさま。不届き千万。「—なやつ」
ふと‐ぬの【太布】
太い糸で粗く織った布。
ふと‐のりと【太祝詞】
祝詞(のりと)の美称。「天つ祝詞の—を」〈祝詞・六月月次祭〉
ふとのりと‐ごと【太祝詞言】
祝詞の美称。「中臣(なかとみ)の—言ひ祓へ贖(あか)ふ命も誰(た)がために汝(なれ)」〈万・四〇三一〉
ふと‐ばら【太腹】
[名・形動]《「ふとはら」とも》 1 太った腹。また、馬などの腹の、ふくらんで垂れた部分。 2 「ふとっぱら2」に同じ。「—な(の)上司」
ふと‐ばし【太箸】
太い箸。新年の祝いの食膳に用いる太い白木の箸。雑煮箸。《季 新年》「—や頰燃えて侍す吾子二人/波郷」
ふと‐ぶえ【太笛】
神楽笛(かぐらぶえ)の異称。