ふね【船/舟】
[名] 1 人や荷物をのせて水上を進む交通機関。ふつう、推進力に動力を用いる大型のものは「船」、手でこぐ小型のものは「舟」と書く。 2 (「槽」とも書く)水・酒などの液体を入れる箱形の容器。湯...
ふ‐ねい【不佞】
[名・形動]才能のないこと。また、そのさま。「—な(の)輩(やから)」 [代]一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう語。不才。「—は浅草無宿でござる」〈黄・孔子縞〉
船(ふね)が座(すわ)・る
1 船が水から陸に上げられる。また、座礁する。〈日葡〉 2 その場にいつづける。じっと腰を据えて動かない。「今宵も明日も明後日も、揚げ詰めの大々尽、お—・った」〈浄・曽根崎〉
舟(ふね)覆(くつがえ)りて乃(すなわ)ち善(よ)く游(およ)ぐを見(み)る
《「淮南子(えなんじ)」説林訓から》舟がひっくり返って初めて誰が泳ぎの名人かがわかる。平時には気づかなかった人の才能が、非常時になるとわかることのたとえ。
ふね‐だこ【船蛸】
タコブネの別名。
ふ‐ねっしん【不熱心】
[名・形動]熱心でないこと。熱意に欠けること。また、そのさま。「—な生徒」
ふね‐づり【船釣(り)】
「ふなづり」に同じ。
フネドアラ【Hunedoara】
ルーマニア中西部の都市。西カルパチア山脈東麓に位置する。ローマ帝国時代に要塞が置かれ、中世に交易・軍事の要地となった。周辺で鉄鉱石と石炭を産し、製鉄業の中心地として発展。15世紀建造のコルビン城...
フネドアラ‐じょう【フネドアラ城】
《Castelul Hunedoare》⇒コルビン城
舟(ふね)に刻(きざ)みて剣(けん)を求(もと)む
「剣を落として舟を刻む」に同じ。