糞土(ふんど)の牆(しょう)は杇(ぬ)るべからず
《「論語」公冶長から》ぼろぼろに腐った土塀は上塗りができない。なまけ者は教育しても甲斐がないというたとえ。
ふん‐どん【分銅】
「ふんどう(分銅)」の音変化。「次郎さんといふ色男の金持ちが、しっかり—を押せえてゐるを」〈人・契情肝粒志〉
フンナス‐たき【フンナス滝】
《Hunas Falls》⇒ヒューナス滝
ふん‐にゅう【粉乳】
牛乳を殺菌してから濃縮・乾燥させ、粉状にしたもの。調整粉乳・加糖粉乳・全脂粉乳・脱脂粉乳などがある。ドライミルク。粉ミルク。
ふん‐にょう【糞尿】
大便と小便。
ふんにょうたん【糞尿譚】
火野葦平の短編小説。昭和12年(1937)発表。同年、第6回芥川賞受賞。受賞時に火野は日中戦争のため従軍中で、小林秀雄が戦地に赴き授賞伝達した。昭和32年(1957)、野村芳太郎監督により「伴淳...
ふん‐ぬ【憤怒/忿怒】
[名](スル)「ふんど(憤怒)」に同じ。「—の形相」
ふん‐ぬん【紛紜】
「ふんうん」の連声(れんじょう)。「壮士間に—を生じ」〈福田英子・妾の半生涯〉
ふん‐ばり【踏ん張り】
1 ふんばること。「疲れて—がきかない」 2 下等な遊女を卑しめていう語。ふりばり。「—め、血迷うて何ぬかす」〈浄・大経師〉
ふん‐ば・る【踏ん張る】
[動ラ五(四)]《「ふみはる」の音変化》 1 足を開き、力を入れて地面などに突っぱるようにする。「土俵際で—・る」 2 気力を出してこらえる。また、がんばる。「—・ってもう一仕事だ」 3 強硬に...