ぶっしつ‐じゅんかん【物質循環】
生態系の中で物質が物理的、化学的性質を変えながら循環すること。マテリアルフロー。
ぶっしつ‐たいしゃ【物質代謝】
生体内で行われる物質の化学変化の総称。外界から摂取した物質が分解・合成されて自己の構成物質に同化され、やがてエネルギーや老廃物として異化され体外に排出される。物質交代。新陳代謝。代謝。
ぶっしつ‐ていすう【物質定数】
その物質に固有の性質によって決まる定数。密度・熱伝導率・抵抗率・粘性率など。
ぶっしつ‐てき【物質的】
[形動] 1 物質としての性質・状態に関しているさま。「人間の—な側面」 2 精神よりも物質、特に経済的利益に関するさま。「—な援助はできない」
ぶっしつてきはくだつ‐しひょう【物質的剝奪指標】
一定水準の生活に必要な物品の充足度を指標化したもの。貧困を測定する指標の一つ。→相対的剝奪指標
ぶっしつ‐の‐さんたい【物質の三態】
⇒三態
ぶっしつ‐は【物質波】
物質粒子の波動性に伴う波。運動量pの粒子の物質波の波長λ(ラムダ)は、プランク定数をhとして、λ=h/pで表される。1924年にフランスの物理学者ド=ブロイによって導入された。ド=ブロイ波。
ぶっしつ‐ぶんか【物質文化】
1 人間の、物質的な文化的所産。機械・建造物・交通手段など、人間が環境に適応したり、生活の便を追求したりするためにつくった事物の総称。→精神文化 2 精神的なものより物質的なものに重きを置く文化...
ぶっしつ‐ぶんめい【物質文明】
科学技術などの発達に伴う、物質を基盤とする文明。
ぶっしつ‐めいし【物質名詞】
英・独・仏などの外国語で、分割して数えることのできないものを表す名詞。単数・複数の区別がない。「水」「空」「鉄」の類。