へいこう‐きかん【平衡器官】
平衡感覚をつかさどる器官。脊椎動物では内耳の前庭器官と半規管、無脊椎動物では平衡胞がある。
へいこう‐けいじょう【平衡形状】
重力平衡にある天体が示す形状。自己重力のみがはたらき、内部の圧力と平衡している場合には球になるが、ふつう天体は自転しているため、遠心力がはたらき、上下方向につぶれた楕円体(だえんたい)となる。
へいこう‐しへんけい【平行四辺形】
二組みの向かい合う辺が、それぞれ平行である四辺形。
へいこう‐しょり【並行処理】
《concurrent processing》コンピューターで、複数の処理を一つのCPUで行うこと。処理時間を細かく分割して、複数の処理を次々切り替えて行うため、全体の処理速度が高速化するわけで...
へいこう‐しんけい【平衡神経】
⇒前庭神経
へいこう‐しんごう【平衡信号】
《balanced signal》互いに極性が逆の信号の組。同時に伝送することで、受信側は二つの信号の差分を取ってノイズなどを取り除くことができる。長距離・高速通信に向くが、信号を伝送するために...
へいこう‐じょうぎ【平行定規】
平行線を自由に引くことができる定規。2本の同じ長さの定規を平行に動かせるように連結してあるもの。
へいこう‐せかい【並行世界】
⇒パラレルワールド
へいこう‐せき【平衡石】
平衡器官の中にある分泌物。カルシウムを含む粒で、前庭器官や平衡胞の中で感覚毛と接触することによって平衡感覚を生ずる。平衡砂。耳石。聴石。
へいこう‐せん【平行線】
1 同一平面上にあって、どこまで延長しても交わらない2本またはそれ以上の直線。 2 互いの主張・意見などがどこまでいっても妥協点の見いだせない状態をいう。「交渉は—のままだった」