へい‐なん【兵難】
戦争によって受ける災難。戦災。兵災。「其—を避んとして」〈逍遥・当世書生気質〉
兵(へい)に常勢(じょうせい)無(な)し
《「孫子」虚実から》戦争は、敵情に応じて臨機応変に行うべきで、こうすべきだという決まったやり方はない。
へい‐にん【平人】
普通の人。なみの人間。へいじん。「—の眼には五光が射すものと見えて」〈魯庵・社会百面相〉
へい‐にん【併任】
[名](スル)ある職務に任用されている人を他の職務にも任用すること。また、二つ以上の職務を兼ねること。
へい‐ねつ【平熱】
健康時の体温。成人ではセ氏36〜37度ぐらい。
へい‐ねん【平年】
1 閏(うるう)でない年。太陽暦で1年が365日の年。 2 普通の状態にある年。特に、気象や農作物の収穫が普通程度の年。「—並みの気温」
へいねん‐さく【平年作】
農作物の収穫が平年並みであること。過去5か年の収穫高のうち、最高と最低の年を除いた3か年の平均収穫高が基準にされる。平作。
へいねん‐ち【平年値】
気温・降水量などの、過去30年間の平均値。10年ごとに更新される。
へい‐のう【兵農】
兵士と農民。
へいのう‐ぶんり【兵農分離】
戦国時代から江戸初期にかけて行われた、武士と農民の身分的分離政策。戦国大名は武士の城下町集住や検地による農民身分の確定で両者の分離に努めたが、豊臣秀吉は天正16年(1588)刀狩り令によって兵と...