蛇(へび)に噛(か)まれて朽縄(くちなわ)に怖(お)じる
《「朽縄」は、腐った縄》蛇に一度噛まれてからは腐った縄を見てもおびえる意で、一度の失敗に懲りて必要以上に用心深くなることのたとえ。羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く。
蛇(へび)に睨(にら)まれた蛙(かえる)
「蛇に見込まれた蛙」に同じ。
へびにピアス【蛇にピアス】
金原ひとみの短編小説。平成15年(2003)発表。同年、第27回すばる文学賞、第130回芥川賞受賞。著者のデビュー作。平成20年(2008)映画化。
蛇(へび)に見込(みこ)まれた蛙(かえる)
逃げることも手向かうこともできず、体がすくんでしまうことのたとえ。蛇に逢(お)うた蛙。蛇に睨(にら)まれた蛙。