へびつかい‐ざ【蛇遣い座】
赤道上の大星座の一。ヘルクレス座の南、天の川の西岸にあり、8月上旬の午後8時ごろ南中し、南の中天に見える。多数の球状星団がある。学名 (ラテン)Ophiuchus
へびとのけいやく【蛇との契約】
《原題、(イタリア)Il patto col serpente》イタリアの英文学者・文筆家のプラーツによるロマン主義の時代を主題とした美学評論。1972年刊。
へび‐とんぼ【蛇蜻蛉】
脈翅(みゃくし)目ヘビトンボ科の昆虫。体長4センチくらいで暗黄色。頭は大きくて扁平、大あごが発達している。4枚の翅(はね)は幅広く透明で、黄色紋が散在し、静止するときは背上で屋根形に畳む。幼虫は...
蛇(へび)に噛(か)まれて朽縄(くちなわ)に怖(お)じる
《「朽縄」は、腐った縄》蛇に一度噛まれてからは腐った縄を見てもおびえる意で、一度の失敗に懲りて必要以上に用心深くなることのたとえ。羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く。
蛇(へび)に睨(にら)まれた蛙(かえる)
「蛇に見込まれた蛙」に同じ。
へびにピアス【蛇にピアス】
金原ひとみの短編小説。平成15年(2003)発表。同年、第27回すばる文学賞、第130回芥川賞受賞。著者のデビュー作。平成20年(2008)映画化。
蛇(へび)に見込(みこ)まれた蛙(かえる)
逃げることも手向かうこともできず、体がすくんでしまうことのたとえ。蛇に逢(お)うた蛙。蛇に睨(にら)まれた蛙。
へび‐の‐きょうかい【蛇の教会】
《Yılanlı Kilise》トルコ中央部、カッパドキア地方の町ギョレメにある岩窟教会。イスラム教徒による迫害を逃れてキリスト教徒が造ったもので、ギョレメ野外博物館の教会の一。馬に乗って大蛇と...
へびのせいぼ【蛇の聖母】
⇒馬丁たちの聖母
蛇(へび)の生殺(なまごろ)し
一思いに殺さず、半死半生にして苦しめること。物事の決着をつけずにおいて苦しめることのたとえ。