へんこう‐けんびきょう【偏光顕微鏡】
偏光を利用して、試料の光学的性質を調べる顕微鏡。上下2枚の偏光板の間に回転載物台があり、下から光を当てて観察する。岩石や鉱物の薄片を調べるのに用いられ、岩石顕微鏡・鉱物顕微鏡ともいう。
へんこう‐し【偏光子】
自然光を偏光に変える素子。偏光プリズム・偏光板など。
へんこう‐せい【変光星】
明るさが変わる恒星。連星が互いに他を隠すために変光する食変光星と、恒星自体の膨張収縮による脈動変光星とがある。変光の周期は数時間から数年まであり、また、不規則なものもある。
へんこう‐ニコル【偏光ニコル】
⇒ニコルのプリズム
へんこう‐ばん【偏光板】
光を偏光させたり、偏光を検出したりするのに用いる薄板。
へんこう‐フィルター【偏光フィルター】
光を偏光させたり、偏光を検出したりするフィルター。
へんこう‐フィルム【偏光フィルム】
一定方向に振動する光だけを透過させるフィルム。液晶ディスプレーなどに使用される。
へんこう‐プリズム【偏光プリズム】
光を偏光させたり、偏光を検出したりするプリズム。ニコルのプリズムなど。
へんこう‐めん【偏光面】
光の進行方向とその電場、または磁場の振動方向を含む面。光は電磁波の一種であるため、電磁波全般については偏波面ともいう。
へんこう‐ヨーク【偏向ヨーク】
ブラウン管で電子銃から射出された電子線を偏向させるための電磁石の集まり。